カワウソとサッカーをして遊ぶ。
サッカーと言っても、
ドリブルの奪い合い。
ペットボトルの蓋や歯ブラシなどが
ボール代わりだ。
そもそも動きが俊敏な上に、
手先も異常に器用なので、
簡単には追い付けないし、
ボールを奪ったつもりでも、
ボールも手先も交わされている。
さらに、絶妙なのは、
手先で転がして逃げまくる途中に、
座布団等の下にボールを隠し、
そのままドリブルしているかのように
逃げまくる。
いざ、捕まえた時には、
喜んで、お腹を見せて、寝転がるものの、
ボールはどこにも無いのだ。
どこにやった？！
口の中にもない、
飲み込める大きさではない、、、
へへへっ！みたいな
表情を浮かべる。
そして、、、
私が目を離した隙に、
座布団まで戻り、
下に手を忍ばせ、
そこからボールを取り出し、
仰向けに寝転がり、
ジャグリングを始める。
いつの間にか、
走って通り過ぎた座布団の下に、
ボールを隠す、隠し球の凄技。
犬とのボール遊びでは、
このような動きは見られなかった。
俊敏さと、
異常なまでの手先の器用さ、
これに加え、
卓越した知能を
カワウソが有している証である。
世界中のカワウソ研究者の皆さん、
カワウソの生態が多々未解明状態なのは、
おそらく、
カワウソの知能をまだまだ甘く見ているから
だと思いますよ。
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