yodo-k-q-f’s diary

不思議にもラッキーなこと ~私はISAYATAISHIさん本人ではありません~

夏のお花見と泳ぐ龍神

昔の日本には、

多分、桜の花見は無かったであろう

と思っている私。

 

しかし、2月頃の

梅の花見はあったかな、と。

 

そして、春の訪れは、

桜の代わりに、

動物たちの冬眠からの目覚め、

のイメージ。

一番わかりやすいのが獺祭。


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昔の日本には、

あちこち、かわうそがいた。

 

頭に平らな石を乗せて対岸に運ぶ、

この遊びが、

かわうそのメインスポーツらしく(笑)

そして、対岸で、

立派な尻尾を使い2足立ち。。。

 

やはり、昔の日本には、

カッパと思われる生き物がいた。。

想像はできなくない。


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かわうそは、

捕まえた魚をその場では食べずに、

とりあえず土手に並べ、

また川に入り、漁をする。

 

これを繰り返すため、川土手には、

たくさんの魚が並び、

これが一番わかりやすい春の訪れ。

 

当然、並べた魚は、

普通に、鳶にも食われるが、

なんせ、漁を楽しむかわうそ

 

この土手に捕まえた魚を並べる行動は、

まずは、自身の収穫を神に捧げ、

お下がりを食する神の遣いである

かわうそ尊い神事、

ということで

獺祭の候。

 

川の神的な存在のかわうそ

あちこちで、素早く泳ぐ姿を

川土手の上から眺めた当時の人々には、

どのように見えただろう??

 

この泳ぐ残像と気泡は長い尻尾、

なので、手足は体の前方に位置し、

頬には長い髭、

ぱっちりお目目に、立派な眉毛、

口には鋭い歯、

背中とお腹の色の違い、、

 

配色は違えど、まさに、

まんが日本むかし話の

龍に見えたはず。

 

そんな視点で、

泳いでいる姿を横から眺めると、

カワウソが、

非常に尊い生き物に見えてならない。

ただただ、まっすぐな生き方。美しい。

 

泳ぐ姿を横から見たい時は、

私お気に入りの

海遊館

本の森の水槽前へ

https://www.kaiyukan.com/

 

 

そう言えば、

なんか、別のアニメで、

ハクという龍は、

川の神で、実の名前は、琥珀川、

だったような。。。


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そして、

昔の日本人にとっての

夏の訪れは、

おそらく、梅花藻。

 

夏のお花見。

 

どこにでも川面に咲いていた梅花藻。

 

今では、探さないと、

見れなくなってしまいました。

 

とはいえ、近場で見たい、という方は、

米原の隣の駅、

醒ヶ井駅で降りましょう。

 

https://nihon-bunka01.com/samegai-baikamo-13496

 

8月末くらいまでは、

駅前の地蔵川の川面に、

可愛い花が一面咲いています。

 

ここでしか見られない

日本固有の淡水魚ハリヨも

見ることができます。


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ハリヨは淡水魚ながら、

水草で鳥の巣のような

巣作りをする珍しい魚。

 

昔は、田んぼの農作業中に、

足に刺さって邪魔者扱いされるくらい

山ほど居たのに、

もはや絶滅寸前。

 

湧水でしか生きていけない魚でして、、

まあ、、、

この辺りの話は、また追い追い。


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醒ヶ井は、

昔ながらの風情ある宿場町。

 

とにかく暑いですよ、

熱中症対策はしっかりして向かいましょう。

 

ちなみに、

梅花藻、ハリヨ、ともに日本固有種です。

伊吹山の雪解け水と

ヤマトタケルの尊に畏敬の念。

 

川沿いですから、

夕方、電柱には近づかないように。

降ってくるマムシ、ヤマカガシには

注意しましょう。

 

お時間ある方は、

養鱒場にも足を伸ばしてみましょう。

ニジマスだけでなく、チョウザメにも、

出会えますよ。

醒井養鱒場

http://samegai.siga.jp/sp/

 

京都大阪方面に住んでいる方々。

8月8日の昼~夕方に、

醒ヶ井駅で梅花藻を観賞したら、

帰りは、

琵琶湖で花火も上がって。。

混雑だけど、

日本の夏、風流尽くし!?


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YouTubeチャンネル
Otter-Otter
https://www.youtube.com/channel/UC5jM_7Ch0ahQQKHNNKxJ-xQ

 

感銘を受けた楽曲チャンネル
https://www.youtube.com/playlist?list=PL3bDabazDvHrwrYcayJo7RqwTO9YSp9sP

 

 

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